ドンキイ巡礼記
註釈
初版97.11.2
ボートのキール
>>このボートにはキールがほとんどないため、片方のオールだけを漕ぐと
>>回頭するのではなくて斜めに進むことになります。
これは間違いです。キールがあるからこそ、片方だけ漕いでも前方に進もうとするわけです。キールがないと、その場で回転します。日本にはほとんど残っていない上等な木製のボートで、当時のものには深いキールがついているのが普通なのだとか。
また、このボートのオールは腕が長くて、先が細くなっています。これはキャッチが軽くて長距離を漕ぐのに適しており、現代でもシーカヤックにこのタイプが使われているそうです。
以上、ご指摘と説明をいただきました。天野さん、ありがとうございます。
ドンキイ巡礼記：航海編
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